【これがリアル】ドラッグストア歴5年の薬剤師が語るリアルな年収

こんにちは、スズキ(kusuri_suzuki)です。

 
ドラッグストアの年収っていくらなんだろう?

他の職種と比べて高いのかな?
あと具体的な仕事内容も知りたい。

 

こういった疑問にお答えいたします。

 

本記事を書いている私は、ドラックストア5年間働いていました。
そこでは管理薬剤師として働いていた経験と副長としてドラッグストアの売り場を管理していたため会う程度の信頼性はあります。

 

今回は、ドラッグストアの薬剤師の年収について説明していきたいと思います。

 

ドラッグストアのリアルな年収は「580万円」です。

結論として、ドラックストア5年目の薬剤師の年収は約580万円です。
全国の薬剤師の平均年収は、544万円ですのでそれに比べると高くなっています。


ドラックストアで調剤・OTCの業務を4年間していると年功序列で自然と昇給し、その昇給で大体上記の金額になります。
また、販売実績や管理面での成績いいと3年目から昇給する方もいます。

 

よくある質問①:他の職種と比べて給与はどうなの?

 

「調剤薬局や病院など他の業種と比べると給与は高いの?」という疑問があると思います。


結論として、とても高いです。


各業種の平均年収を比べてみました。

病院薬剤師:435万円

調剤薬局:480万円

ドラックストア:512万円

製薬会社:534万円

上記の表を見ていただくと、製薬会社が一番年収は高くなっております。
その次にドラッグストアです。

また、残念なことにMRの年収は今後どんどん下がっていくと考えられます。
その背景には、MR君がいるからです。

MR君とは簡単に言うと営業してくれるロボットです。

こうなると今まで高い給与を払っていた営業マンがいらなくなります。

会社にとっては経費の削減になり積極的にMR君を取り入れたいですよね。

実際にMRの求人をしていない製薬会社も増えてきています。

一方、国の医療費が上がりもっとセルフメディケーションを進めていくようになれば、
ドラッグストアで薬を買う人も多くなるので、売上の増加がさらに見込められます。

そのためこれからもドラッグストアの年収安定していくでしょう。

各業種の未来について記事にまとめてみました。

よくある質問②:ドラックストアの給与は、はじめ高いだけでその後上がらない?

「ドラッグストアは頭打ちで給与は上がりにくいんじゃないか?」と疑問も持っている方も多いと思いいます。

結論として、上がります。

理由としては、ドラッグストアではいろんな働き方ができることがあげられます。

具体的に言うと、店舗ではなく本社に行って給与をあげる人もいれば、現場で専門性を磨いて薬局長になりエリア長になり年収をどんどん上げているのが事実です。

私の先輩でこんな方がいました。

毎日きちんと働き店舗業績も良く、上司に期待された方が6年目(31歳)で700万円もらっていました。
毎日頑張ってコツコツスキルをあげることでどんどん昇給します。

また本社勤務になれば、1000万円は確実にもらえます。

よって、実際には頭うちではなく給与はどんどん上がります。

またドラッグストアの募集要項など見ると、
某大手では【店長700万、課長1100万】と書いてあるので参照してみてください。

ドラッグストア薬剤師の仕事内容はキツくありません。むしろ楽!

「ドラッグストアの仕事内容は忙しくて大変!」と思っている方は残念ながら大間違いです。

結論として、楽すぎます。

なぜなら、調剤だと機械化が進んでおり効率的に仕事ができます。
また売り場販売でさえも十分な人数を確保しているため残業せずに業務が終わります。

具体的な話をすると、ドラックストアには2つの仕事が選べます。

調剤と売り場の商品販売です。

私の場合は2年ずつ両方経験しているのでその経験からお伝えしますね。


調剤の場合は、調剤過誤などミスがないように設備が整っているため、普通の個人薬局よりは安心して作業ができます。
また薬歴記入の際にもマイクでの入力により時短になり残業が減ります。
よって調剤の業務ですと個人の薬局よりは圧倒的に効率的な働き方ができるため仕事のキツさはありません。


売り場担当では、品出しやレジ打ちや在庫管理を主に行います。
しかし、レジ打ちではアルバイトが主に担当するのでアルバイトがいない時にレジ打ちをします。
主な社員の仕事ですが、在庫管理や数値管理の仕事がほとんどです。
マーケティングやマネジメントが好きな方であれば売り場担当向きだと思います。
時間帯としてはシフト制であり、店長との相談で決まります。

よくある質問①:サービス残業はあるんじゃないの?

このように思っている方もいると思いますので解説していきます。

結論として、ありません。

なぜなら今の時代は、サービス残業に関してとても厳しくなっています。
また働き方もどんどん変わっています。

例をあげると以下の通りです。

・1週間の長期休暇がもらえる。
・女性が活躍できる環境がある。
・いつでもプロジェクトにチャレンジできる体制が整っている。

このように、働きやすく挑戦しやすい環境が整っていると言うことです。

現在では企業の社会的評価を上げるためにホワイトになっている所がほとんどです。

よくある質問②:ドラッグストアはノルマがあるの?

実はこれ一番多い質問です。

結論から言うとPB商品のノルマはあります。

PB商品は利益率が高いものだと80%あるので販売を促進するのは当たり前です。
しかし、上司からの圧力が多少あるのが唯一嫌なところです。
特に売上がほぼ免税客の店舗では、うるさいほど言われるので嫌な場合は非免税店の希望を出しましょう。

もっと具体的に言うと、一定の期間にある商品をいくら売らないといけないという販売促進期間があります。
実際にこのノルマが嫌いな方もいれば、
マーケティングを勉強して販売方法を考えている人もいるのでスキルをつけたい方にはすぐ実践できるためおすすめです。

よくある質問②:ドラッグストアの働き方で調剤と売り場を半々で行うことはできますか?

できますが正直これはきついです。ていうかやめたほうがいい。

なぜかというと残業が当たり前になるからです。

どっちも一緒にやるとなるとまず調剤の所属になり、調剤の仕事が空いている時に売り場のメンテナンスを行います。
調剤が忙しい時や売り場の仕事がある場合には調剤が閉局してから売り場の仕事をやらなければなりません。
私は経験しているので一時期残業ばかりな毎日で月30時間はしていました。

そのため調剤と売り場の両方を一度にやるのは絶対にやめましょう。

 

以上でドラッグストアの働き方が大体理解できたと思います。

今後の医療業界ではセルフメディケーションが普及し始め、
また海外からの観光客がコロナが明けてまた増加することでしょう。
そうなると安定しているドラッグストアに就職や転職を考えるのもひとつの手です。

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