・業界別の年収はそんな感じなのか知りたい!
・誰でもすぐに年収をあげる方法を知りたい。
今回は、そんな方に向けて記事を書きました。
薬剤師になって始めは給料は高かったので満足だったけれど、
3年ほど働いていてもなかなか給料が上がらない。
他の薬剤師はどのくらい給料もらっているのかな?
もしかして自分の給料は低いのかな?
と気になりますよね。
・年収を上げる方法
本記事では、業界別の年収も解説しております。
この記事を最後まで読むと、誰でもすぐに年収をあげること方法がわかります。
なぜなら、私は年収を120万円上げることが出来たからです。
スキルなんて必要ありません。薬剤師の国家資格さえあれば大丈夫です。
それではいきましょう!
20代薬剤師の平均年収っていくらなの?
20代の薬剤師の平均年収は「470万」です。
男女、地域や業種によって差がありますが大体この年収になります。
自身の年収と比較していかがでしょうか?
『平均年収より高いから安心だ!』
なんて考えていませんよね?
平均年収より高いからといって安心は絶対にしないでください。
薬剤師の年収は今後確実に減っていきます。
理由として、薬剤師は2045年に12万人余ると厚生労働省が言っているからです。
こちらがその厚労省が提出した【薬剤師需給推計】のデータです。
このように供給が需要を大きく上回っているのがわかります。
薬剤師人口が溢れると自ずと給与は下がります。
ある記事には薬剤師の将来の給与は月18万円になってしまうと書いてありました。
実際に月18万円になるかは分かりませんがそうなる可能性はとても高いと思っておくべきでしょう。
続いては業界別の年収を解説していきます。
業界別の年収とは
どこの業界が年収高いのかな?
と思ったこともあると思うので、
ここからは各業界の年収と今後の業界情報を解説していきます。
調剤薬局
まずは調剤薬局の20代平均年収は、『約430万円』です。
20代前半と後半では100万円以上は差があります。
100万円以上の差が出てしまう理由として以下の2つがあります。
・管理薬剤師になることで年収600万円近くになる場合がある。
・地方薬剤師で薬剤師の需要が高いところでは年収が高くなる。
ただし、大手企業の管理薬剤師になっても手当が5万円しかつかなかったりするので大手か中小でも年収に差が出てしまいます。
意外と中小の方が管理薬剤師の手当が多い場合があるようです。
ドラッグストア
ドラッグストアの20代薬剤師の平均年収は、『520万』です。
調剤薬局や病院よりは高くなっていることや福利厚生もしっかりしているため、
新卒薬剤師にはとても人気な業界になっています。
また将来的にもまだまだ伸びる業界です。
理由として、以下のことがあげられます。
・処方箋でもポイントがたまる。(今後規制が入るかも!)
・待たずに薬がもらえる。
・資金力がある。
安心してください!
ドラッグストアだと売り場の仕事もやらないといけないと思っている方もいますが、
最近では調剤のみでの希望を出すことができるのでトイレットペーパーを無理して売ることはありません。
また個人的に薬剤師としてドラッグストアはとてもおすすめな業界です。
理由として、3点のことがあげられます。
・店舗事業のため経営や集客を学ぶことができる。
・インバウンドを経験することができる。
・事業部が多いため、やりたいことがなくても入社後に見つけることができる。
このようにドラッグストアで働くと薬剤師以外のスキルもつくのでおすすめです。
しかし、デメリットもあります。
年功序列という点です。
これはどこの企業も同じだとは思いますがドラッグ企業はクセ強です。
またいくら業績を作ったとしても上司に気に入られないと出世できないのが現象です。
どこの業界も一緒ですが仕事できなくても上司にゴマを擦れるようなコミュニケーション能力が高ければある程度の地位(年収1000万円)には行けます。
マツモトキヨシの薬剤師の年収っていくらなのだろう? 給与形態について詳しく知りたい。 あと働き方や福利厚生を詳しく知りたい。 という疑問に答えていきます。 他のサイトでは、実際にマツキヨで働いたこ[…]
病院
病院薬剤師の20代の年収は400万円で一番低くなっています。
年収が低くても人気なので年収を上げる必要がありません。
また人気な理由として以下のことがあげられます。
・最新の医療が学べる
・転職した際に給与が上がりやすい
高度医療を学ぶことができるため大学病院では倍率が非常に高くなっています。
大学病院よりも地方の病院の方が年収が高いので、大学病院にこだわりがない方は総合病院でもいいかもしれませんね。
また専門薬剤師になることができるので薬局に転職する際には年収をあげることができます。
将来的には、高齢化になるため需要はあるということです。
製薬会社
20代の平均年収は『560万』です。
ただ、今後はとても厳しくなっていきます。
理由として、「MR君」というシステムが普及し、営業が必要なくなっていきています。
営業職がなくなるということはありませんが、年収は下がると言われています。
さらに転職の際も企業から薬局やドラッグストアに転職をするとブランクが着くので年収をあげることは難しいです。
企業で働いていて薬局の転職を考えている方は、なるべく早く転職をしましょう。
今後薬剤師の年収がどんどん下がってしまう。
薬剤師の年収はどんどん下がっていきます。
理由は、厚生労働省が発表している薬剤師の需要と供給に理由があります。
記事の始めでも話していますが、今後20年の薬剤師の推移だと最大12万人が余ってしまいます。
今までは薬剤師が足りていなかったので給与を高くして獲得していましたが、人数が増えることで給与が低くても人を獲得できてしまいます。
そのため薬剤師の年収は下がります。
って思っている方は注意!!
もうすでに年収低下は始まっています。
薬局やドラッグストアではコロナで処方箋枚数が減って薬剤師が足りてしまっているのです。
大手ドラッグストアの一部で採用を止めています。
ほぼ給与は下がります。
5年前までは60歳の方でもブランクあっても大丈夫でしたがもう厳しくなっているのが現状です。
しかし、年収をあげる方法はあります。
その方法について解説しました。
薬剤師の年収の上げ方
今後どんどん需要が下がってしまう薬剤師ですが、簡単に年収を上げることができます。
これからは年収の上げ方について解説していきます。
まず薬剤師として年収の上げ方は下記の2つの方法があります。
- 本業であげる
- 副業であげる
まずは本業での上げ方について見ていきます。
本業の薬剤師で年収を上げる方法
本業の薬剤師として働いて年収を上げる方法はこちらになります。
・キャリアを上げる
・年収の高いところに転職をする
それでは一つ一つ注意点など踏まえて解説していきます。
資格をとる
って思った方もいると思います。
もちろん普通の薬剤師でもいいのですが、年収を上げるということは希少価値のある薬剤師になる必要があります。
具体的な資格はこの2つです。
・専門薬剤師
資格をとったらどのくらい上がるの? って疑問に思った方もいると思います。
企業によって異なりますが、実際には 認定薬剤師だと最大で10,000円/月ほど給与をあげることができます。
専門薬剤師だと50,000円/月ほど給与が上がります。
専門薬剤師には種類があり以下の専門分野があります。
- がん専門薬剤師
- 栄養サポートチーム(NST)専門薬剤師
- 感染制御専門薬剤師
- 精神科専門薬剤師
- HIV感染症専門薬剤師
- 妊婦・授乳婦専門薬剤師
- 腎臓病薬物療法専門薬剤師
専門薬剤師になれる条件として以下が必要です。
・各分野の認定薬剤師の資格が必要。
・認定薬剤師の資格を取得した上で、論文作成、学会発表などの研究業績が認定機関から評価。
一回その分野の認定薬剤師になる必要があるのですね。
まず認定薬剤師になるのに
薬剤師として5年以上の実務経験や、3ヶ月以上の研修、認定試験への合格が必要になります。
その後、論文作成、学会発表などでようやく専門薬剤師になれるので、なりたいと言ってすぐになれるわけではありません。
だからこそ専門薬剤師には付加価値があり、給与をあげることができます。
また転職の際にもこの専門薬剤師であれば年収を上げることができます。
製薬会社ですと約900万円で内定している方がいるほどです。
このように資格をとることで付加価値のある薬剤師になることができるので年収を上げることができます。
転職の際にこれらがあると上がるので転職を考えている方はとってみるといいでしょう。
キャリアをつける
次にキャリアをつけることです。 具体的にはこのようなキャリアです。
- 管理薬剤師
- エリアマネージャー
管理薬剤師の平均年収が650万円です。
多くの人は管理薬剤師になることによって年収をあげています。
仕事内容は、以下の通りです。
- 医薬品の管理業務
- 使用者への情報提供業務
- 現場の薬剤師等の従業員の管理
売上の管理と一般薬剤師の管理が主な仕事です。
マネジメントが苦手な方はきついかもしれません。
エリアマネージャーの薬剤師の平均年収は750万円です。企業によっては1000万円のところもあります。
仕事内容は、店舗の管理者の管理や店舗の売上を拡大、さらに利益や効率を求めなければいけないことがあります。
年収の高いところへ 転職する。
次に転職で年収を上げることについてです。
年収をあげやすいのがこのルートです。
この方法は王道です。
またラウンダー薬剤師として転職すると上がるところがありますが、店舗が決まっていないので、通勤にストレスを感じることもあるので同じ店で働きたいという方はラウンダー薬剤師に不向きです。
また、ラウンダー薬剤師の年収は700万円が平均となっています。
転職で年収が上がりやすいところは以下の通りです。
・地方の転職
ドラッグストアの転職では調剤薬局よりは年収が高くすることが比較的に出来ます。
また地方の転職ですと人手が足りないところが多いので年収を上げることが出来ます。一般薬剤師でも700万とかの求人があります。
転職サイトの地方の実際に掲載です。 人手が少ない地域ではこのように高くすることが出来ます。
副業を行う
薬剤師として年収を上げるので一番簡単でオススメなのが副業を行うことです。
確実に管理薬剤師より稼ぐことができます。 管理薬剤師ですと多いところで月5万円しか上がりませんが、
週1回だけ違う薬局をするだけで月に10万は軽く稼げます。
時給3000円のところもあるのでパート薬剤師は非常におすすめです。
1年で120万円の差があるので正直やらないと勿体無いですよね。
思った方もいると思います。
これが実際の転職サイトの募集です。
かなり需要あるんですよね。
しかもバイトなので管理薬剤師より責任は低いので伸び伸びできるのもメリットです。
以上は薬剤師として副業を行った時の例です。
まだ薬剤師の副業には色々あります。
以下が薬剤師ができる副業一覧です。
- ライター
- 動画編集
- ブログ
- 物販
- 株や仮想通貨 ・NFT
年収を上げるための注意点
ここからは、転職をする際や副業をする際の注意点をご紹介します。
結論から言いますと、
- 転職をくし返すと年収は下がってしまう。
- 副業がだめな企業があるので注意。
まず初めに転職を繰り返すと年収は下がるってよくわからないという方もいると思います。
これは人事の方になったとして考えると簡単です。
あなたは何回も転職を繰り返している方を雇いたいですか?
すぐにやめてしまう可能性大ですよ?
そしたらまた求人しないといけなくなるのでその分手間がかかってしまいます。
このように何回も転職を繰り返している方を企業は嫌うので転職の繰り返している方は気をつけましょう。
って思っている方もいると思います。
しかしながら企業は副業を止めることは出来ません。
法律上副業はしても大丈夫と言われています。
そのため副業が見つかっても解雇にすることはないので安心してください。
しかし、パートとして薬剤師をする際にパート先の企業が本業が副業できるのか確かめる場合がありますので注意してください。
また本業で管理薬剤師をしている方は違う店舗で薬剤師として働くことは出来ません。
これは法律で定まれているのでご注意ください。