【2022年8月最新】薬剤師の将来がやばい!【不安でしかない】

 

 

薬剤師の将来は需要がなくなり給与が下がるって本当?
AIに仕事が奪われてしまうって言われているけど実際はどうなの?

このように考えていませんか?

本記事では、下記に内容を解説いたします。

・薬学部の増加
・薬剤師の求人数の減少
・職場別での将来性
・AI化
・今後の薬剤師に必要なスキル

 

では、早速解説していきます。

薬剤師の将来は明るくありません。

結論として、薬剤師の需要は下がり年収はドンドン下がっていきます。

なぜなら薬剤師人口増加AI技術の参入が理由です。

 

薬剤師人口の増加

薬読のサイトでは、このように言っています。

全国の薬科大学・薬学部の設置数は2002年度の47校から、毎年新設が相次ぐ「新設ラッシュ」により2020年度までに30校が増加。その設置数は18年間で1.6倍まで急増したことになります。

引用:薬読【薬事日報調査】

このように薬学部数が増え定員数も増えたことにより、薬剤師の人口はどんどん増加すると考えられます。

 

今後、国家試験を難しくして薬剤師の数を調整するとも考えられますが、いきなり国家試験を難しくして薬剤師人口を調整するとは思いません。
国が決めているので時間がかかると考えられます。

 

薬剤師の求人数低下

近年、薬剤師転職の情報を見ても求人数が減少している状況です。

  薬剤師 求人倍率
2014年 28万8151人 7倍
2016年 30万1323人 6倍
2018年 31万1289人 4.5倍
2020年 未公開 3.6倍

引用:厚生労働省『一般職業紹介状況について』

このように薬剤師の人数は増えているのに対して、求人倍率が減っていることが分かります。
この傾向を見ると今後も減少していくと予想できます。

 

求人が減っているということは、今まで高く設定していた薬剤師の給与が安くても求人が来るようになります。
現状、都内の求人の給与はどんどん下がってしまっています。

 

 
求人倍率3.6倍とは他業種と比べてどうなのか?

と疑問に思っている方もいると思います。

 

全業種平均倍率が1.6倍です。
そのため、他業種よりはまだまだ需要はありますが、安心してはいけません。

 

先ほども言った通り、薬剤師の求人は、都内では掲載数が少ないか年収が低く設定されています。

 

さらにコロナの影響で病院などに行く患者が減少していることから求人数が減っています。

そのため、
良い条件の求人がなくなってしまう恐れがあるので、転職を考えている方は早めの行動が大切です。

 

※求人情報に関する記事を貼っておきます。
1日でいい求人は無くなってしまうので見逃さないように私は常に登録して見ています。

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次に職場別の将来性についてです。

調剤薬局

結論から言うと、調剤薬局の将来は明るくはありません。

 

現在、調剤薬局で働いている薬剤師の人数ですが、約20万人が働いています。
この数は年々増加傾向であることから、さらに今後増えていくと予想されます。



また、テクニシャン制度の導入により、薬剤師ではない方が薬剤師の補助として軽作業や事務作業を行います。

 

これにより、薬剤師一人あたりの仕事量が減り平均給与も下がるといわれています。
それと追い打ちを打つように

薬局の店舗数は今後減少傾向にあるという事です。

 

厚生労働省は、点ではなく、での対応を薬局に求めています。

どういうことかと言うと、病院前の薬局よりも地域に密着型の薬局を重視しているという事です。

 

そのため門前薬局では、調剤報酬の改定により利益が減少し経営自体が難しくなっています。



実際に大手調剤薬局の2018年度決算では、アインHD、日本調剤、クオールなど大手の純利益は軒並み2桁減少しているという事です。
これらを踏まえて、調剤薬局の将来は明るくないと言えるでしょう。


こちらの記事でも今後の薬局について解説しているので参照までに。
調剤薬局が不調なのに「独立」する薬剤師が増えている奇妙な事情

 

ドラックストア

結論として、将来性は明るい。

 

ドラックストアは調剤薬局と違って幅が広い事業が出来ます。
さらに、調剤報酬の改定の影響が受けにくい業種でもあります。


幅広い事業で言うと、
例えば、プライベートブランド海外事業新業態の店舗事業です。

プライベートブランドでは、ここ最近商品の質が上がりSNSでも話題となり店舗に行っても売り切れる現象が起こるほど人気が出始めました。

 

利益率が高いPB品が売れれば会社は安定しますし、商品開発事業部への異動もあり、仕事の幅が広がります。

ある企業では、1年に数回店舗勤務の社員が商品開発事業に携われるチャンスがあり応募して実際やっている友人がいました。

次に海外事業では、今後さらなる拡大が見込まれます。

各ドラックストアを見てもまだ海外への出店は少なく、多くてアジア諸国(台湾、タイ、ベトナムなど)で50店舗ほどです。


しかし、今後日本が少子高齢化となり、消費が減っていく中で日本で売上を伸ばすのは正直言って難しいです。
そうなると企業は消費が大きい海外に目を向けます。

 

そのため海外事業は今後もさらなる発展を遂げるでしょう。

また、海外観光客もコロナが落ち着いたら復活し、爆買いが再開するためドラックストアの将来性は明るいと考えられます。

 

新業態の店舗事業では、○○に特化したドラックストアなど、新しい発想のドラックストアの店舗が増えています。
例えば、化粧品に特化した店舗や、体験型の店舗を出店していたりと新しい試みで他店と差別化しています。

 

これを踏まえて、ドラックストアの将来性は明るいと考えられます。

 

下記の記事でドラッグストアの年収を暴露しています。
※マジでリアルな数字ですので、そのうち消します。

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病院薬剤師

結論:病院薬剤師の将来は明るい。

なぜなら、病院での薬剤師の需要が増えているからです。



確かに病院薬剤師の年収は他職と比べて低いですが、
高度な医療や医者に薬を提案でき、まさに薬剤師らしいやりがいのある仕事です。



そのため、新卒には人気です。

給与面では今後増加の見直しがあると言われています。
また、ガンや難病などのスキルを持った薬剤師は今後重宝されるでしょう。



病院の知識を持った薬剤師は薬局などの多職種よりもはるかに専門知識が豊富で、コミュニケーション能力が高い人が多いため、転職の際には優先されやすいと言われています。

さらに、高齢化により薬剤師の必要性(価値)が上がるため病院薬剤師の将来性は明るいと考えられます。

 

病院に興味がある方は、この記事がおすすめです。
※正直、病院の転職サイトは一択ですね。

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製薬会社

結論として、製薬会社での薬剤師の将来性は明るくありません。
企業で働いている人の数は年々減っています

減り続けるMR

引用:Diamond online

このようにMRは減少しています。

 

その背景として、
MR君という「MRの営業活動をそのままインターネットで実現」といったWEBサービスの導入が原因です。

 

このサービスを使うことで製薬会社にとって大きな経費削減につながっています。
その額は、人間の60分の1のコストで済むといわれています。

 

また、営業による各々のレベルによるばらつきもなく、制度の高い情報を伝えることが出来ます。

 

さらに医薬品情報だけではなく、医師のデータが備わっているためそれぞれの医師の専門性を考慮して情報を与えることが出来ます。
まさに「人間の代替え機」である。



このシステムの導入によりMRの仕事は、テクノロジーによって侵食され、MRの数が減り続けているため製薬会社の薬剤師の需要は少なくなり給与も減っていくと考えられる。



そのため、MRの将来性は明るくはありません

AI

続いてAI化ですが、
AIが導入することにより薬剤師の業務は奪われます。

引用:DIオンライン

オンライン診療後に薬剤師があらかじめ調剤した薬をお客様がいつでも受け取れる自動販売機のような機械が作られました。
実際にテスト運用を開始しているという事です。

 

こちらは、薬局の営業時間外でも医薬品が受け取れるというメリットがあります。

 

このような便利なものがあれば、使いますよね?

 

また駅に設置している薬のロッカーなどもあります。どんどん進んでいるAI化にしっかりと早めの準備をしておきましょう。

現時点でAIに出来る事をやっていると今後AIに仕事は奪われます。
ロボットにできないコミュニュケーションスキルや別のスキルを磨くことで価値のある薬剤師になれ仕事が奪わることはありません。

 

下記で説明しているスキルを付けない薬剤師の需要は下がり、年収もドンドン下がっていきます。

 

今後の薬剤師に必要なスキル

これから必要となるスキルとは何かを見ていきましょう。
薬剤師として必要なスキルは以下です。

・コミュニケーション能力
・マーケティング能力
・高度な専門性
・グローバルな薬剤師
 

コミュニケーション能力

薬剤師だけではなく、すべての業種に必要な能力です。

今までは、患者さんにお薬を渡すだけでそこまで重要ではなかったのですが、
今後かかりつけ薬剤師など患者さんとの接触が多くなり、その中で患者さんのニーズ、不安や体調の事に関して聞き取ることが重要となります。


一人一人に寄り添った提案が出来る薬剤師が今後求められています。

 

マーケティング能力

今の現状は、薬局はコンビニ以上存在する中で、サービスを良くしたところで患者さんが来なかったら意味がありません。

正直サービスがいいのは、当たり前です。



患者さんをいかに獲得するか。このマーケティング力が今後薬局を経営するうえで必要不可欠なスキルです。

 

薬剤師でマーケティングを勉強している人はほとんどいません。

だからこそしっかり習得することで付加価値をつけることができるでしょう。

 

高度な専門性

高度な専門性を持った薬剤師は、将来的にますます求められます。

さらに、転職活動もしやすくなります。
専門薬剤師というものがあり、例えば以下のようなものがございます。

 

  • 感染制御薬剤師
  • がん薬物療法認定薬剤師
  • 緩和薬物療法認定薬剤師
  • 日本医療薬学会認定薬剤師
  • 救急認定薬剤師

 

まだまだ専門薬剤師の種類はたくさんあります。

専門薬剤師になる事によって、収入が上がり医師からの信頼性が上がるといったメリットがあります。

そのため今後薬剤師としてやっていくのであれば持っておいた方がいい資格であります。

グローバルな薬剤師

海外からの観光客が増加することや、入国管理法が改正され日本に住む外国人が増えることで外国語を話せる薬剤師の需要が増えると予想されます。

 

現状都内のドラックストアでは、日本に住む外国人が多く訪れています。
英語はもちろん今後中国語や韓国語など話せるとより価値の高い薬剤師になる事でしょう。

 

オススメの薬剤師転職サイト

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将来、給与が下がってしまうと不安なのであれば、今からいいところに転職をしてキャリアを上げましょう。

今ならまだ高給与のところはちらほらあります。
いい条件のところは1日で他の人に取られてしまうので早めの対応が必要です。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。